不動産投資の所得税

不動産投資の所得税

1.不動産所得は「総合課税」
不動産投資によって得た所得については「不動産所得」として、課税の対象になります。
この税金は、他の所得(サラリーマンの場合は「給与所得」)と合わせて課税される「総合課税」となります。
上場株式を売ったような場合は、「売買益の10%(平成21年からは20%)」と、他の所得に関係なく一律に決まります(分離課税)が、不動産所得の場合、他の所得と合算した「総所得金額」に対して、税額を計算します。

 

2.所得税は「累進課税」
所得税は「累進課税」といって、所得の金額に応じて税率が変わる構造になっております。
(所得が高いほど税率も大きくなります)
ちなみに「所得」とは、収入金額ではありません。収入金額から必要経費を差し引いた金額が「所得」となります。不動産所得の場合、「必要経費が家賃収入より多い」すなわち「所得がマイナス」ということもありえます。給与所得が400万円で、不動産所得がマイナス100万円であれば、合算した「300万円」に対して税金が課せられるわけです。

 

3.所得税・住民税速算表

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